【大仏と仏像の違い】
こんにちは！
済福寺 小坊主さっちゃんです。
本日もどうぞよろしくお願いいたします！
本日は大仏と仏像について紐解いていきます。
我が済福寺には彦根大仏として一丈六尺（いっすんじょうろく）の大仏様が鎮座されております。
わたくしたち日本人が大仏様として思い浮かぶものは
・奈良の大仏（東大寺・盧舎那仏）【座像】：14.98m
・鎌倉の大仏（高徳院・阿弥陀如来）【座像】：11.312m
また、立像として有名な牛久の大仏（牛久阿弥陀仏）様。こちらは、120メートルもある大きな大仏様でございます。
大仏とはその名の通り「大きな仏像」の事であります。さて、大きな仏像はどのくらいのことなのでしょうか？
具体的にはわが済福寺の彦根大仏様の大きさ一丈六尺（いっすんじょうろく）以上あるものを「大仏」と言われております。
一寸丈六とはどれくらいの大きさかといいますと、なんと4.85m でございます。
彦根大仏を実際にご覧いただけるとその大きさを実感していただけると存じます。
ところで、大仏様が一丈六尺（いっすんじょうろく）となった理由が興味深いのであります。
その理由とは、お釈迦様の身長が一丈六尺（いっすんじょうろく）であり、
その化身として作られたのが大仏であると言われているからです。
ということは、お釈迦様は一寸丈六（いっすんじょうろく）のお姿をされていたということでしょうか？
繰り返しますが、一寸丈六（いっすんじょうろく）は4.85メートルです。
やはり、偉大なお方だったのかと、しみじみと彦根大仏様を見あげております。
ところで、大仏様の他に仏様として崇められている像があります。そうです「仏像」です。
仏像とは、大仏よりも小さいものとなります。
例えば、
・阿修羅像（興福寺）【立像】：153.4cm
・木造弥勒菩薩半跏思惟像（広隆寺）【座像】：約124cm
は、有名な仏像でございます。
大仏様、仏像様ともに、それぞれ素晴らしいお姿でわたくしたちを見守り続けてくださっています。
では、本日は、これにて・・・
最後までお読み頂きまして有難うございます。
皆様のご家族のご健康とご多幸を日々彦根大仏に心よりお祈りいたしております。
合掌
彦根大仏 済福寺
小坊主 サッちゃん
