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新年明けまして おめでとうございます。

皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、本日も二十四節季から参ります。
今日の日をもって「寒の入り」とし、寒中見舞いが出されたりします。
この日から節分までが「寒の内」で、
約30日間、厳しい寒さが続きます。

小寒とは、寒気がまだ最大までいかないという意味ですが、
実際にはすでに本格的な冬の季節であり、
寒風と降雪に悩まされます。
「小寒の氷、大寒に解く」という故事があるとおり、
実際は小寒の頃の方が寒さが厳しいことが多いようです。
芹の苗が出盛り、雉が鳴き始め、
泉の水が心もち温かみを含んできます。

小寒から四日目を、特に、「寒四郎」、
九日目を「寒九」と呼んでいました。

寒四郎は、麦作の厄日とされており、
この日の天候によって、
その後の天気や収穫に重大な影響があると
信じられていました。

また、寒九は「寒九の雨」といって、
この日に降る雨は、
農家にとって豊作の兆しであると
信じられ喜ばれました。

いかがでしたでしょうか。いよいよ新年が始まりました。
皆さんはどのような年にしたいですか?
今年一年皆様にとって良い一年となります事を心よりお祈り致しております。

合掌
彦根大仏 済福寺
住職

 

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住職紹介


水谷 晴亮(みずたに せいりょう)
黄檗宗普渡山済福寺14代目住職
龍谷大学仏教学科卒業

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