如月

皆様、早いものでもう二月ですね。

豆まきは、されましたか?
ウチの場合、「鬼はウチ、福もウチ」的な感じでしょうか。

なぜなら、鬼よりも怖いと言われている鬼嫁の私が家の中に居るからでぇ~す(グフフ)

皆さんの御家庭はいかがですか?

さて、この二月のことを「如月(きさらぎ)」と言います。
今日は、その語源!
旧暦2月の異称は如月「きさらぎ」といい、また、「きぬさらぎ」ともいいました。

現在では、ほぼ3月にあたります。「日本書紀」の仁徳紀の中に、
奈良県東部の山中に氷室(ひむろ)を造り、夏には日本酒のオンザロックを飲んでいたという記事があり、
その中に「春分(きさらぎ)」という呼称が用いられています。
この時代にオンザロックなんてオシャレェ~

・・・「如月」の語源説はいくつかあります。
寒さを防ぐために衣をさらに重ねて着る意から衣(き)更(さら)着(ぎ)に、
また陽気が発達する時期であるところから気(き)更来(さらぎ)になったというのがよく知られています。

(さらに草木の芽の張り出す月だからこの名がついたという説や、
旧暦2月は燕が来る時季であるといわれており去年の旧暦8月に雁が来て、
さらに燕がやって来始める月、
すなわち「来(き)更来(さらぎ)」月が語源だとする説などがあります。)

皆さん、いかがでしたでしょうか?
日本の暦についてでした。

此度は、暦博士から学ぶでした。

合掌

彦根大仏 済福寺

小坊主のサッちゃん 

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住職紹介


水谷 晴亮(みずたに せいりょう)
黄檗宗普渡山済福寺14代目住職
龍谷大学仏教学科卒業

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