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寒(かん)土用(どよう)・冬(ふゆ)土用(どよう)  

今日は、「寒(かん)土用(どよう)・冬(ふゆ)土用(どよう)」について、少しお話いたします。
この「寒(かん)土用(どよう)・冬(ふゆ)土用(どよう)」は、一年に四度ある土用の一つで、
この日から節分の日(2月3日)までがこれに当たります。
冬から春へと季節が交替するための時間です。

土用とは 立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を土用と言います。

春は清明、夏は小暑、秋は寒露、冬は小寒の後、各13日目に土用に入り、
18日で土用が明けて次の季節が始まります。

土用中に土を犯すことは忌むべきこととされ、
葬送などはこの期間は、延期されました。

ただし、土用中でも間日は差し障りがなく、冬は卯、巳、寅の日が間日(まび)となります。
つまり、この日は、大丈夫と言うことなのです。
私も今まで、あまり気にしませんでしたが、この土用を知ってからは、
特に意識して遠方に出かけたりしないようにしています。

私の知人の方は、土用の日に、家の外壁の工事をするのに土を触ることとなり、
その後体調を崩して、救急車で運ばれたとのこと。
あまり、それまで信じていなかった私でしたが、
流石にその話をお聞きしてからと言うもの、
凄く意識するようになりました。
皆さんも、気を付けてくださいませ。

本日も最後までお読みくださいまして、有難うございます。

 

合掌

彦根大仏 済福寺

小坊主のサッちゃん

 

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住職紹介


水谷 晴亮(みずたに せいりょう)
黄檗宗普渡山済福寺14代目住職
龍谷大学仏教学科卒業

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