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暦歴に学ぶ~「節分」編~

皆様、お久し振りです。

月日の経つのは早いもので、今年に入り1月も終わり2月を迎えることとなりました。
昨日は、「節分」でした。
皆様のご家庭では、どのような「節分」をお迎えになりましたでしょうか。

今日は、その「節分」について少しお話をいたします。
暦歴の先生から御教え頂きました。


「節分」の由来は、「季節を分ける」ことから「節分」と申します。
現在では、「節分」と申しますと、立春の前日だけを示しますが季節の始まりを示す
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日は、いずれも「節分」と言うそうです。 

私は、恥ずかしながら、今回の「節分」の事を初めて知りました。

現在のように、「立春」の前の「節分」が皆さんに有難がられるのは、
旧暦の時代では「立春正月」などと言い、一年の始まりを立春付近に求めたことから
その前日は年の最後の日と言う意味合いを持った事と考えられます。 


さて、皆様も「鬼は外福は内」と「豆まき」をしながら旧暦「立春正月」前日を
御家族でお楽しみになりましたでしょうか
 

 

合掌 
彦根大仏 済福寺 住職

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住職紹介


水谷 晴亮(みずたに せいりょう)
黄檗宗普渡山済福寺14代目住職
龍谷大学仏教学科卒業

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