「お香の種類」について
済福寺 小坊主さっちゃんです。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
11/7(火)迄土用の日ですので土を触ったり、家の外壁の工事等は
11/7(火)以降にされることをお勧めいたします。
11/7(火)以降にされることをお勧めいたします。
お仏壇に手を併せるとき、お線香をお供えします。
また、お墓参りのにもお線香をお供えします。
このように、この世で生きている私たちがあの世に行った故人・仏様・ご本尊様と向き合う際に必ずお添なえする「お線香」
お線香とは、「お香」の中の分類として「香り」となる材料を練り込み、乾燥させ固めたもの。
普段私達が御仏壇に焚いているものはそれを「細い棒状」に固めたものです。
お香の形状によって、名称と使用法は異なるのって皆さんご存知でしたでしょうか。
そこで、本日は、「お香の種類」をご紹介させていただきます。
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〇お線香
こちらは一般的によく見かける「細い棒状」のものや、渦巻の形をしたものもあります。
ご家庭で使われる際は、「細い棒状」のものが多いかと思われます。
〇焼香
「焼香する」というように、こちらは通夜、葬式、法事などで使用する場合が多いです。
焼香は数種類の香木・香料を刻み調合したもので、仏前で直接炭火の上に一つまみ撒き焚きます。
〇抹香
こちらは香りの材料を固め、粉末にしたものです。
古い時代には仏塔などで蒔くように使われていましたが、現在では通夜・葬式・法事で使われています。
古い時代には仏塔などで蒔くように使われていましたが、現在では通夜・葬式・法事で使われています。
〇練香
こちらは、白檀、沈香など種々の香料を粉末にし梅肉やはちみつで練り合わせ小さく丸めたお香です。
雅やかな平安貴族の生活を彩ったお香ともいわれています。
お茶席での使用が一般的とされています。
〇塗香
非常に細かい粉末です。抹香よりも細かい粒子となっております。
心を清めたり邪気を寄せ付けないという意味もあり手首や首につけることが一般的とされています。
一説では、お香の中で最も古い種類と言われており、お釈迦様も日常生活で使用していたと言われています。
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仏教では、お香・線香を焚くことは煙を介して故人と対話ができる大切なものとされています。
お線香の香り・煙にも心を寄せて、毎日、心穏やかに過ごせますように。
では、本日は、これにて・・・
最後までお読み頂きまして有難うございます
皆様のご家族のご健康とご多幸を日々彦根大仏に心よりお祈りいたしております
合掌
彦根大仏 済福寺
小坊主のサっちゃん