お盆
皆様
こんにちは。
「残暑お見舞い申し上げます」
皆様ご無沙汰しております。
さて、昨日、今日はお盆について少し、お話させて頂きます。
お盆は、「盂蘭盆(うらぼん)経(きょう)」というお経に由来するもので、
仏弟子(ぶつでし)目(もく)蓮(れん)とその母親の話が説かれています。
釈尊の教えによって目覚めた目蓮が、亡くなった母親のことが気になり神通力をもって母親をさがしたところ、
餓鬼(がき)道(どう)に落ちて、食べ物もなく、
さかさに吊されるような(倒懸(とうけん)という)非常な苦しみを受けていることがわかり、
早速、食べ物をさしあげたが、母親が手にしたとたん火に変わり、
ますます苦しみを深くするばかりでした。
目蓮は釈尊にお尋ねしたところ、釈尊は「安居(あんご)(雨期の間の聞(もん)法会(ほうえ))が
終わった時、聞法(もんぼう)に精進した衆(しゅう)僧(そう)を招いて供養しなさい」と教えます。
その教えに従って衆(しゅう)僧(そう)供養(くよう)を行ったところ、母親が救われたと説かれています。
いかがでしたか?
今日はここまで
お読みくださり有難うございます。
明日に続く
是非、貴方のご先祖に手を合わせ今、この世に自分がいることへの感謝の気持ちをもちつつ
合掌
彦根大仏 済福寺
住職